ホテルの中でも、「一流」と呼ばれるホテルに就職したい。そんな方に向けて、今回は一流ホテルに就職するためのポイントをまとめてみました。一流ホテルの例や、就職活動前に取り組んでおきたいことも、詳しく紹介していきます!
目次
一流ホテルとは
①フォーブス・トラベルガイドから星を与えられたホテル
「一流ホテル」の呼称に明確な定義はありませんが、実際に一流ホテルと呼ばれるホテルにはいくつかの特徴があります。
例えば、ホテルの格付けをするフォーブス・トラベルガイドで、5つ星ホテルに認定されているホテルです。
フォーブス・トラベルガイドは、世界で初めて5つ星の格付けシステムを導入し、専門調査員が800項目以上の厳格な審査基準に基づいてホテル・スパなどの審査・評価をしています。
この審査で5つ星と認められたホテルは、一流ホテルの名にふさわしいと言えるでしょう。
②老舗「ホテル御三家」や「令和の四皇」
一流ホテルと呼ばれる企業には、「ホテル御三家」や「令和の四皇」が挙げられます。
ホテル御三家 東京サミットで国賓の宿泊施設に選ばれたホテル3箇所 | ・帝国ホテル 東京 ・The Okura Tokyo(旧ホテルオークラ東京) ・ホテルニューオータニ |
令和の四皇 令和以降に多数のラグジュアリーホテルを新規開業している企業4つ ・不動産ディベロッパーの三井不動産 ・森トラスト ・米マリオット インターナショナル ・星野リゾート | 【三井不動産】 ・ハレクラニ沖縄 ・HOTEL THE MITSUI KYOTO 【森トラスト】 ・マリオットホテル 【米マリオット インターナショナル】 ・ザ リッツ カールトン ・ウェスティンホテル 【星野リゾート】 ・星のや ・界 KAI |
一流ホテルの中でも老舗に勤めたい人には「ホテル御三家」など歴史の長いホテル、開業から間もないホテルに勤めたい人には「令和の四皇」が運営するようなラグジュアリーホテルがおすすめです。
③外資系高級ホテル
日本国内に進出している外資系ホテルの中でも、「リッツカールトン」や「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」などの高級ホテルは、いずれも一流と呼べるでしょう。
外資系高級ホテルの特徴として、以下のような点が挙げられます。
・外国からの利用者が多い
・従業員に外国人が多い
以上の理由から、一流ホテルの中でも「自分の語学力をホテル業で活かしたい」「就職後に海外のホテル勤務を希望したい」という人には、外資系高級ホテルへの就職がおすすめです。
ホテル・ブライダル正社員求人
ホテルの就職活動前から取り組んでおきたいこと4つ
①接客業経験
一流ホテルでのフロント業務やゲスト案内では、高い接客スキルとおもてなしの精神(ホスピタリティ)が求められます。
そのため、就活前から接客業を経験しておくことは、ホテルへの就職を希望するうえで最低限必要な経歴とも言えるでしょう。
また、ホテルでは身だしなみや言葉遣いの良さが重要視されているため、受付業務やコールセンター、結婚式場の配膳サービスなど、上品さを鍛えられる接客業はおすすめです。
②ホテル業務に関する資格取得
ホテル業務やホテル内のレストラン業務に携わるうえで、役に立つ資格は以下のとおりです。
資格名 | 資格内容 |
サービス接遇検定 | サービス業務に対する心構え、対人心理の理解、応対の技術、口のきき方、態度・振舞いなどを審査する検定試験 |
ユニバーサルマナー検定 | 多様な方々へ向き合うための「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定試験 |
ホテルビジネス実務検定(H検) | ホテルの実務知識の体系的理解度を測定するための評価基準となる検定試験 |
ホテル実務技能認定試験 | ホテル実務と業界動向をふまえた能力認定試験 |
ホテル・マネジメント技能検定 | マネジメントの観点から的確な知識と経験を持ち、判断することができる能力を判定する検定試験 |
上記の資格は、ホテル業務の専門的な実務知識だけではなく、ホテル利用者の心理やホテルのマネジメントを学べる資格も含まれています。
就職後に自分が関わりたい分野の資格を取っておくと、志望動機を練りやすくなるでしょう。
資格に関する詳しい内容については、以下の記事をご覧ください↓
・ホテル業界の転職に資格は必要? ホテル関連の資格を一覧でご紹介!
③英語など世界公用語の語学力向上
一流ホテルの中でも、特に外資系のホテルの採用面接では、高い語学力が強いアピールポイントになります。
世界公用語の例
・アラビア語
・中国語
・英語
・フランス語
・ロシア語
・スペイン語
特に世界でも利用者が多い英語の資格(TOEIC、TOFLE)や、来日人数が多い中国語の資格はおすすめです。
また、観光に特化した観光英語検定など、ホテル勤務中に使うことが予想される会話を学んでおくと、就職後に即戦力として英語の観光説明ができるなど、自己アピールしやすくなるでしょう。
④一流ホテルの宿泊・利用経験
一流ホテルの宿泊・利用経験は、志望動機に活用しやすくおすすめです。
例えば、「自分が一流ホテルでどんなサービス受け、どんなことをしてみたいと思っているか」など、就職後の働き方について具体的なビジョンを面接官に伝えることができます。
バリプラNextでは、一流ホテルへの転職活動を応援しています!
今回は、一流ホテルに就職するための方法や、採用面接でのポイントを紹介しました。
一流ホテルへの就職活動を始める前には、そのホテルに入社したい明確な志望動機や、ホテル業に関する資格取得など準備をしておくのがおすすめです。
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