ホテル・ブライダル業界の転職では、履歴書や職務経歴書に「志望動機」を書くことが多くあります。今回は、ホテル・ブライダル業界への転職を検討している方向けに、志望動機の書き方、自己PRとの違いを紹介します!
目次
志望動機とは?
転職活動における「志望動機」とは、応募先企業に「なぜこの会社で働きたいのか」を伝えるためのものです。志望動機は、履歴書の項目に含まれていることが多く、また、面接で質問されることもあります。
志望動機と自己PRの違い
志望動機と似ているのが「自己PR」です。
自己PRは、自分の強みやスキルを伝え、それが入社した後どのように役立つのかをアピールするものです。それに対して志望動機は、数多くある企業の中から「自分がこの会社に入りたい理由」を明確に伝えていく必要があります。
志望動機を書く時の注意点
志望動機を書く時の注意点をいくつか挙げておきます。
事前準備を行っておく
志望動機は、以下の事前準備を行い、応募先が決まり、応募先に合わせて書類を整える段階で作成します。
・自己分析
・企業、業界研究
・書類作成(履歴書・職務経歴書のベース)
・求人検索
説得力のある志望動機を書くためにも、自己分析や企業・業界研究をしっかり行うことが大切です。
自己分析についてはこちらをご覧ください↓
ホテル・ブライダル業界の転職活動 「自己分析」の流れをご紹介
使い回しをしない
志望動機はあくまでも「自分がこの会社に入りたい理由」を伝えるものなので、複数の会社に応募する場合は、1社ずつ作成しましょう。
文字数は200〜300字程度
志望動機は履歴書に書くことが多く、文字数の目安は200〜300字程度になります。伝えたい内容をきちんと整理して書くようにしましょう。
ホテル・ブライダル正社員求人
志望動機の書き方
志望動機の内容や書き方に決まりはありませんが、以下の構成が書きやすいです。
①自分にとっての「応募先企業の魅力」
②応募先企業で活かせる「自分の強みやスキル」
③応募先企業で「実現したいこと」
それぞれのポイントを見ていきます。
①自分にとっての「応募先企業の魅力」
企業・業界研究を行い、応募先企業について調べます。
・事業計画(これまでの売上は? 今後はどのような戦略や取り組みでいくのか?)
・経営理念(どのような考えに基づいて経営されているのか? 経営者のSNSもチェックしよう!)
・業界内での立ち位置(売上度ランキングや満足度アンケートでの評価は?)
・独自の強み(同業他社とは何が違う?)
などから「この会社ならでは」の魅力を見つけます。
その上で、自分がその会社に入りたい理由はどこにあるのか。「会社の魅力」と「自分の転職理由」に、どんな接点があるのかを整理し、言語化します。
②応募先企業で活かせる「自分の強みやスキル」
自分が持っている強みやスキル、経験、実績などを挙げ、入社後にどのように活かせるかを伝えましょう。
③応募先企業で「実現したいこと」
①②を踏まえ、応募先企業に入社後、自分がどのようなことを実現していきたいのかを伝えましょう。
【例文】
志望動機の例文を紹介しますので参考にしてみてください。
ブライダル事業を展開する貴社の、市場調査、マーケティングで消費者ニーズを読み、戦略を立てた上で、「おもてなし」「利益」「働きやすさ」を追求するビジョンに興味を持ちました(①)。 私は、レストラン事業のエリアマネージャーとしてサービスと利益の両立に努め、売上拡大を実現してきたので(②)、貴社ではその経験を活かし、現場スタッフにとって働きやすい環境づくり、おもてなしによって利益を上げる戦略づくりに携わり、貢献したいと考えています(③)。 |
志望動機はラブレター! 応募先に自分の入社意欲をしっかり伝えよう!
今回は、ホテル・ブライダル業界への転職を考え中の方に向けて、志望動機の書き方や注意点、自己PRとの違いについて紹介しました。志望動機は、「自分がなぜこの会社に入りたいのか」を伝えるラブレターのようなもの。応募先企業に自分の思いが「伝わる」よう、意識して作成しましょう。
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