結婚式ではBGMを使ってさまざまな演出が行われます。これらを手がけているのが「ブライダル音響スタッフ」です。今回は、ホテル・ブライダル業界での転職を考えている方向けに、ブライダル音響スタッフの仕事内容や仕事に就くまでのルート、向いている人をご紹介します!
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目次
ブライダル音響スタッフの仕事内容
ブライダル音響スタッフは、挙式や披露宴でBGMによる演出を担当します。「ブライダル音響オペレーター」と呼ばれることもあります。
具体的な仕事内容を見ていきましょう。
【打ち合わせ】
新郎新婦、ウエディングプランナーとの打ち合わせでは、結婚式のタイムスケジュールを確認し、それぞれの場面で使用する曲を選定していきます。新郎新婦の希望を丁寧に聞き取り、結婚式の雰囲気に合った曲を提案することが求められます。
なお、結婚式で曲を利用する際は、著作権料や著作隣接料の支払いが発生します。具体的な料金は、利用曲の数や長さなどによって異なってきますので、新郎新婦やプランナーに予算を確認しておくことで、曲の選定がスムーズに進みます。
【音源の準備】
結婚式で使用する曲が決まったら、音源の準備に入ります。使われる曲を全てチェックし、結婚式が盛り上がるよう必要に応じて編集作業を行うことも。新郎新婦から音源の提供がある場合は、それらの確認や管理も行います。
【結婚式当日】
結婚式当日は、式場スタッフと挙式や披露宴の進行について最終確認を行い、結婚式本番ではミキサー(音響機器)、スピーカーなどの機器を操作します。
特に披露宴では、新郎新婦入場、スピーチ、余興、ケーキ入刀、両親への手紙など演出が盛り沢山なので、ブライダル音響スタッフはそれぞれの演出ごとに曲を流す、音量を調節するなど適宜対応し、会場を盛り上げ、一体感を出すことが求められます。
ブライダル音響スタッフになるには?
ブライダル音響スタッフになるために必要な学歴や資格はありませんが、専門性の高い職種なので、音響の知識や技術を学べる専門学校を卒業し、ブライダル施設、音響のサービスを提供する会社などに就職するというルートが多い傾向といえます。
とはいえ、最近は研修制度が充実していて、音響の専門知識やスキルを持たない方、未経験の方の応募を受けている会社もあります。
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ブライダル音響スタッフに向いている人
では、ブライダル音響スタッフに向いているのは、どのような人なのでしょうか。
①沢山の曲を知っている
ブライダル音響スタッフは、結婚式で使用する曲の選曲から携わるので、自分自身も音楽が好きで、沢山の曲を知っている人に向いています。打ち合わせの際に、新郎新婦から自分たちが想い描く結婚式のイメージに合うのどんな曲なのか、相談を受けることもあるでしょう。沢山の曲を知っていれば「こういう曲もありますが、いかがでしょうか?」とすぐに提案することができます。
日頃から、色々なジャンルの音楽も聴く、音楽の情報や流行にチェックする、という心がけも大切です。
②機器操作が得意
ブライダル音響スタッフは、結婚式当日にミキサーなどの機器を取り扱うので、機器操作が得意な人にも向いています。「本番一発勝負」「一生に一度」ともいわれる結婚式という場で、演出のタイミングを秒単位で見計らいながら機器を操作するので、「スピーチが長引いている」といったアクシデントにも曲が途切れないよう調整するなど、臨機応変に機器を取り扱う対応能力も求められます。
③コミュニケーション能力がある
ブライダル音響スタッフは、仕事をする上で、新郎新婦、ウエディングプランナー、式場スタッフなど色々な人たちと接するので、コミュニケーション能力がある人にも向いています。選曲時に新郎新婦の要望を丁寧に聞き取る、結婚式当日は式場スタッフと連携するといったことが求められるので、相手の話をしっかり傾聴する姿勢、連絡事項を相手にわかりやすく伝える姿勢は重要です。
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