結婚式に携わることのできるブライダル業界。とても華やかな印象がありますが、実際にはどのような職種があるのでしょうか? 今回は、ホテル・ブライダル業界の転職活動を考えている方向けに、ブライダル業界の職種10種をご紹介します!
ホテル・ブライダル正社員求人
目次
ブライダル業界の職種 10種
①ウエディングプランナー
ウエディングプランナーは、ブライダル施設にて、結婚式を考えているお客様への新規営業、結婚式のプランニング、結婚式の施行を行います。勤務先によっては「ブライダルコーディネーター」「ウエディングプロデューサー」といった呼称が用いられています。
営業力はもちろん、お客様と信頼関係を築く力やトラブル対応能力も求められます。
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②ドレスコーディネーター
ドレスコーディネーターは、ドレスショップやブライダル施設内の衣装サロンにて、新郎新婦や親族の衣装選びの提案、ヒアリング、コーディネートを行います。勤務先によっては、「ドレススタイリスト」「コスチュームコーディネーター」といった呼ばれ方をされることもあります。
婚礼衣装の知識、営業力やコミュニケーション能力、お客様の希望や悩みを丁寧にヒアリングする傾聴力が求められます。必須資格はありませんが、「WBJ認定ドレスコーディネーター」や「ブライダルコーディネート技能検定(3~1級)」を取得している方もいます。
③ブライダルヘアメイクアーティスト
ブライダルヘアメイクアーティストは、結婚式当日に新郎新婦や親族のヘアセットやメイク、お直しを担当します。ほとんどの方が美容師免許を所有しているほか、メイク技術を証明する「日本メイクアップ技術検定(3~1級)」を持っている方もいます。
ヘアメイクの技能や知識はもちろん、コミュニケーション能力や体力が必要になります。後述する「介添人(アテンダー)」を兼務する場合もあります。
④フラワーコーディネーター
フラワーコーディネーターは、新婦のブーケや髪飾り、披露宴会場のフラワーコーディネート、両親に贈呈する花束など、「花」を使った演出を担当します。勤務先によっては、「フローリスト」と呼ばれることも。フラワー装飾の技術やアイデア、新郎新婦の希望をヒアリングする傾聴力が求められます。
必須資格はありませんが、国家資格のフラワー装飾技能士(3~1級)、フラワー装飾の知識や技能を証明する「フラワーデザイナー資格検定(3~1級)」を所有していると、就職や転職には有利になります。フラワーコーディネーターは、ブライダルに限らず、ホテルやパーティー会場でも活躍できる職種です。
⑤テーブルコーディネーター
テーブルコーディネーターは、披露宴会場で使う食器類、テーブルクロス、キャンドルなどのアイテムを選び、披露宴空間を演出します。ブライダル装飾の知識やセンスに加えて、新郎新婦と対話をしてニーズを汲み取る傾聴力やコミュニケーション能力も求められます。
必須資格はないですが、フラワー装飾技能士、カラーコーディネーター、インテリアコーディネーターなどの資格は、テーブルコーディネートの業務に活かすことができます。また、ウエディングプランナーが、テーブルコーディネーターを兼務する場合もあります。
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⑥音響・照明スタッフ
音響・照明スタッフは、披露宴でBGMや生い立ちムービーを流す、スポットライトを照らすなどの演出を担当します。BGMの選曲では、新郎新婦のリクエストをヒアリングするほか、効果的な音響の使い方やおすすめの素材を伝えるなど、アドバイスを行うことも。披露宴を盛り上げる縁の下の力持ちともいえるポジションです。
必須資格はありませんが、専門学校で音響や照明の知識、機器を取り扱う技術などを学んだ方が多いです。また、一度きりの披露宴を手掛けるため、臨機応変に動く能力も必要になります。
⑦撮影スタッフ
撮影スタッフは、新郎新婦の前撮り、挙式・披露宴の写真や動画の撮影を担当します。「ウエディングフォトグラファー」「ブライダルカメラマン」と呼ばれることもあります。
撮影技術はもちろんのこと、結婚式の時間は決まっているため、挙式後の集合写真、披露宴のテーブルごとの撮影など、短時間の中で臨機応変に対応する能力が求められます。また、ウエディングプランナー、後述するバンケットスタッフのキャプテン、介添人(アテンダー)など他のスタッフとの連携も必要です。
⑧サービススタッフ(バンケットスタッフ)
サービススタッフ(バンケットスタッフ)は、披露宴でお料理やドリンクの配膳、接客を行います。バンケットスタッフをまとめ、披露宴に関わる全セクションに指示を出すのが「キャプテン」、キャプテンの補佐をするのが「アシスタント」というポジションになります。披露宴で新郎新婦に付き添うキャプテン業務は、ウエディングプランナーが兼務することもあります。
必須資格はありませんが、披露宴というフォーマルな空間で配膳や接客を行うため、お辞儀の角度やお皿の下げ方など、より高度な接客技術が求められます。
⑨介添人(アテンダー)
介添人(アテンダー)は、結婚式当日、新郎新婦のサポートや身の回りのお世話を担当します。挙式や披露宴までの移動時のエスコート、ヘアスタイルやメイクのお直しのほか、披露宴では新郎新婦にお辞儀のタイミングを伝えるなどフォローを行います。
必須資格はありませんが、挙式や披露宴の仕組みをしっかり把握し、新郎新婦に寄り添ったサポートをすることが求められます。ヘアメイク担当者が兼務することもあります。
⑩調理スタッフ
調理スタッフは、披露宴で提供するコース料理の考案、調理、盛り付けなどを担当します。正確かつスピーディーに業務を進めるスキルに加えて、ほかの調理スタッフや披露宴スタッフとの連携も求められます。
調理業務に2年以上従事した方は調理師試験の受験資格を得られます。経験やスキルを積めば、料理長への昇格を目指せます。
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