ホテルへの仕事というと、フロントクラークなど直接お客様と接する職種をイメージしがちですが、ホテルには様々な部署や職種があり、「営業職」もあります。今回は、ホテル・ブライダル業界で転職を検討している方に向けて、ホテルの営業職の仕事内容、仕事に就く方法、必要なスキルをご紹介します!
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目次
ホテルの営業職は、どんな仕事?
ホテルの営業職は、「ホテルを利用するお客様を増やすこと」「ホテルの売り上げを伸ばすこと」を目的とした仕事です。
メイン業務は「法人営業」となり、具体的な仕事内容としては、
・企業や団体に向けて、宴会プラン(入社式、企業研修、忘年会、新年会、謝恩会など)の企画、提案
・価格交渉
・資料や見積書の作成
・メールの作成やチェック
・電話対応
などが挙げられます。
規模の大きいホテルの場合、営業、企画、販売促進、マーケティングなどの部署が独立していることも多く、他の部署と連携しながら営業活動に取り組みます。
営業職は、ホテルの「窓口」ともいえ、顧客ターゲットは個人ではなく企業ですので、ホテルの売上に与える影響も大きく、とても重要なポジションになります。
ホテルの営業職に就くには、どんな学歴・資格が必要?
ホテルの営業職に、必須の学歴・資格はありません。
ホテル業界では学歴・資格よりも実力が重視されるので、営業職の採用や配置においても「有名大卒だと有利」になることはなく、その人の能力や適性で判断される傾向にあります。とはいえ、応募条件が「高卒以上」のホテルもあるので、応募の幅を広げるためのも、高校はしっかり卒業しておいたほうが安心です。
資格に関しては、ホテル関連の資格「ホテルビジネス実務検定」「マナー・プロトコール検定」「ホテル・マネジメント技能検定」などを保有していると、「ホテル業界について理解している」「働く意欲が強い」といったアピールにつながる可能性はあります。ただ、やはり実力重視の業界なので、資格があると採用に直接有利に働く…ということは、あまり期待できないでしょう。
ホテルの営業職に就くには、どんなルートがあるの?
では、ホテルの営業職に就くには、どのようなルートがあるのでしょうか。必須の学歴・資格がないこともあり、営業職に就くまでの道のりは人それぞれですが、ここでは、一般的なルートをいくつか紹介します。
①高校卒業後にホテルに就職する
高校卒業後の進路として、ホテルに就職します。
・早い段階でホテル勤務ができる
・高校新卒者の採用に積極的なホテルもある
・営業に配属される場合、入社して数年後であることが多い(まずは接客を行う部署に配属されることがほとんど)
②ホテル・旅行・観光系の専門学校に入学し、新卒でホテルに就職する
高校卒業後に、ホテル・旅行・観光系の専門学校に入学し、専門学校卒業後に新卒採用でホテルに就職します。
・ホテルの業務や経営、接客マナーについて学べる
・在学中に「インターン」として、ホテルで働ける可能性がある
・就職活動では、ホテル業界に特化したサポートが受けられる
・高卒者同様、営業に配属されるのは入社して数年後であることが多い
③一般の大学・短大に入学し、新卒でホテルに就職する
大学・短大に入学し、卒業後に新卒採用でホテルに就職します。
・入学時点で「将来はホテルで働きたい」と決まっていなくてもよい
・学校によっては、観光学などホテル勤務に役立つ知識が学べる
・大学卒の場合、短大卒、専門学校卒、高卒に比べ、初任給が高めに設定されている
・ホテルに就職後、すぐに営業に配属されることもある
④転職してホテルに就職する
転職サイト、ホテルの自社サイトに掲載されている求人情報に応募し、ホテルの営業職に就きます。
中途採用では職種ごとの募集も多いので、「営業職」に応募し採用された方は、入社後すぐに営業に配属されます。
ホテルの営業職に必須とされる学歴・資格はありませんので、入社選考の際は、自分が営業職でいかにホテルに貢献できるかをアピールしていくことが大切になります。ホテル業界での勤務経験がなくても、他業界での法人営業の経験をお持ちの方は、即戦力として期待されることも。
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ホテルの営業職に必要なスキル
では、ホテルの営業職では、どのようなスキルが求められるのでしょうか。
①営業力
まず、やはり欠かせないのは「営業力」です。ホテルの営業職は、顧客である企業やホテル内の他の部署に対して、さまざまな交渉や調整を行っていきます。営業力を発揮し、ホテルの売上拡大に貢献していくことが求められます。
②コミュニケーション能力
「コミュニケーション能力」も重要です。ホテルは「人脈」「人のつながり」を大切にする業界であり、とりわけ営業職は、企業へのアプローチを行う立場にあり、取引先の企業から新たな顧客を紹介してもらうチャンスもあります。コミュニケーション能力が向上すれば、人脈が広がり、信頼関係を築くことができ、新規顧客獲得につながるでしょう。
③ホスピタリティ
営業職に限ったことではありませんが、ホテル業界はお客様に喜んでもらいたいという「ホスピタリティ」の気持ちを持った上で、仕事に取り組むことが大切です。営業職はホテルを宿泊・利用されるお客様に接客を行う機会は少ないですが、婚礼や宴会プランの企画や提案を行う際は、お客様の気持ちに寄り添うことが求められます。
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