ブライダル業界の職種で人気No.1、結婚式のプロフェッショナルであるウエディングプランナー。ホテル・ブライダル業界で転職活動を始めるにあたり、ウエディングプランナーになった後のキャリアプランが気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ホテル・ブライダル業界での転職を考え中の方に向けて、ウエディングプランナーのキャリアプラン、目標実現のために意識したいことを紹介します。
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目次
ウエディングプランナーのキャリアプラン
①現場のスペシャリストを目指す
ウエディングプランナーの仕事のノウハウを培い「現場のスペシャリスト」を目指す道です。
新規営業、プランニング、結婚式の施行…。ウエディングプランナーの業務はとても幅広く、さまざまなスキルが求められます。近年は結婚式のスタイルが多様化し、オリジナリティのある式を希望するお客様も増えているので、そういったニーズにも柔軟に対応できるスペシャリストは、ブライダル業界に必要不可欠な存在と言えるでしょう。
現場のスペシャリストを目指す方は、ウエディングプランナーとして現場経験を積み、スキルを磨き、売上に貢献していくことが重要になります。
そのために具体的に意識したいこととしては、
- さまざまなスタイルの結婚式を担当する
- さまざまな業務をこなせるようになる
- 成約率や客単価を上げる
などが挙げられます。
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②現場の管理職を目指す
チーフ、マネージャー、支配人などの役職に就き、ウエディングプランナーの育成やマネジメントを担う「現場の管理職」を目指す道です。
結婚式場を取りまとめる責任者として、運営や売上の管理、スタッフのシフト管理、新人スタッフの指導、業務改善などを担当するため、裁量や責任は大きくなり、収入アップにもつながります。ただ、ウエディングプランナーとして、お客様と直接関わる機会は減ってしまうかもしれません。
現場の管理職を目指す方は、ウエディングプランナーとしての経験や実績に加え、マネジメント能力や指導力、問題解決力、決断力なども求められます。
そのために日頃から意識したいこととしては、
- ウエディングプランナーの業務の全体像を把握する
- マネジメントに必要な知識やスキルを学ぶ
- 社内研修などに積極的に参加する
などが挙げられます。
③他の部署へのキャリアチェンジ
総務、人事、広報、商品企画、店舗開発、マーケティングといった「他の部署へのキャリアチェンジ」を目指す道もあります。
ウエディングプランナーとして結婚式の現場を熟知しているからこそ、「本部と現場の架け橋」として採用活動や広報活動などにも現場の声を反映させ、集客拡大や離職率低下などの成果を挙げていくことが期待されます。商品企画や店舗開発においても、お客様のニーズに汲み取ったアップデートが求められます。
出産、育児、介護などのライフステージも踏まえ、自分に合った働き方やどのように会社に貢献していけるかを検討した結果、土日休みの部署へのキャリアチェンジを考える方もいます。
他の部署へのキャリアチェンジを目指す場合、事務処理能力やパソコンスキル、情報収集能力も求められます。
そのために日頃から意識したいこととしては、
- パソコンスキル(Word、Excel、PowerPointなど)を習得する
- 社内研修などに積極的に参加する
- ニュースなどをチェックし、ブライダル市場や就職市場の状況を把握する
などが挙げられます。
ホテル・ブライダル正社員求人
④ウエディングプランナー経験を活かせる仕事に転職
また、「ウエディングプランナー経験を活かせる仕事に転職」する方もいます。
転職先としては、
【ブライダル業界と関連がある業界】
・ホテル業界
・航空業界
・百貨店業界
・アパレル業界
・ジュエリー業界
・化粧品業界
【ブライダル業界の他の職種】
・ドレスコーディネーター
・サービススタッフ
・フラワーコーディネーター
・テーブルコーディネーター
などがあります。
ウエディングプランナー経験を活かせる仕事に転職する場合、転職活動では、「ウエディングプランナーとしてどのような経験・スキル・実績があるか」「ウエディングプランナーの経験を転職先でどのように活かせるか」がアピールポイントになるでしょう。
自分のキャリアプランを見据え、ウエディングプランナーの業務で1つでも多くのスキルを身につけ、成果を出すことが大切です。
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⑤ウエディングプランナーとして独立
「ウエディングプランナーとして独立」し、フリーランスで活躍している方もいます。
フリーランスのウエディングプランナーは、結婚式や披露宴の会場選びから、演出、衣装、業者の手配、書類作成、当日の施行等を全て自分で担当します。責任も大きいですが、自由度も高く、お客様の理想の結婚式を実現できる喜びがあります。
【メリット】
・会社の規定に縛られず、自由に提案ができる
・お客様のリクエストにも、自分の裁量で応じることができる
・ライフスタイルに合わせて仕事量を調整できる(月に1組だけなども可能)
【デメリット】
・事務や経理なども全て自分で行わなければならない
・収入が不安定になりやすい
将来的にウエディングプランナーとして独立することを目指す場合、
- ウエディングプランナーとしてさまざまな結婚式を担当し、実績を作る
- ウエディングプランナーとしてのスキルを多く身につける
- 契約、集客、経理等、独立に必要なビジネスの知識やスキルを身につける
- 人脈を作る
といったことを意識していく必要があります。
ウエディングプランナーの転職活動はキャリアプランを見据えて
今回は、ホテル・ブライダル業界での転職を考えている方向けに、ウエディングプランナーのキャリアプランや目標実現のために意識したいことを紹介しました。
ウエディングプランナーの転職活動は、自分のキャリアプランを見据えながら進めていくことが大切です。そのためにも自己分析や業界・企業研究をしっかり行い、応募先のキャリアアップ制度や研修制度もチェックしておきましょう。
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