ホテルへの転職を考えるにあたり「従業員向けの研修制度はどのくらい充実しているのだろうか?」と気になっている方もいるのではないでしょうか? 今回はホテル・ブライダル業界への転職活動を検討している方向けに、ホテルの従業員向け研修制度や参加時に気を付けたいポイントを紹介していきます!
ホテル業界の研修制度
現在、多くのホテルが、人材育成として研修制度に力を入れて取り組んでいます。
入社直後に受ける研修である、
- 新卒社員向けの研修
(社内ルール、社会人基礎、ビジネスマナーなどを学ぶ。1〜3ヶ月の場合が多い) - 中途社員向けの研修
(社内ルール、業務の進め方などを学ぶ。1〜2週間の場合が多い)
だけでなく、
- 管理職、管理職を目指す社員向けの研修
- 中堅社員向けの研修
- 外国人の社員向けの研修
- 部門、部署、職種別の研修
を定期的に実施しているホテルも少なくありません。
具体的なカリキュラムは、ホテルによって異なりますが、代表例としては以下のものが挙げられます。
ホテル業界の研修 代表例
- OTJ(現場で実務に取り組みながら必要な知識やスキルを身につける)
- 接客、接遇
- 電話対応
- クレーム対応
- マーケティング
- 組織マネジメント
- コーチング
- コンプライアンス
- ハラスメント
- メンタルヘルス
- 自己啓発
- 資格取得
- 外国語
研修の手法には、座学、グループワーク、ロールプレイ、レクリエーション、e-ラーニングなどがあり、複数の手法を組み合わせて実施されることも多いです。
研修を実施する講師も、ホテルの人事担当者、直属の上司、外部講師などさまざまです。
資格取得や語学の研修では、費用面での支援制度を設けているホテルもあります。
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ホテル・ブライダル正社員求人
研修を受ける時に大切にしたいこと
せっかく研修を受けるのであれば、有意義な時間にしたいところですね。そのために心がけたいこととしては、以下の3つが挙げられます。
①「研修の目的」を明らかにしておく
1つ目は、「研修の目的」を明らかにしておくことです。
この研修のねらいは何なのか? 自分はどんなことを学び、どんな成果を得たいのか?
「研修の目的」をしっかり抑えた上で、「目的を達成するためにはどうすればいいのか」を考えることが大切になります。
さらに、研修前に「課題の洗い出し」をしておくこともおすすめです。
②疑問があれば質問する
2つ目は、疑問があれば質問することです。
研修を受けても、すぐには体得できないこと、新たに疑問が生じることもあります。
そういった時は、少しでも疑問を解消できるよう、是非積極的に質問するようにしましょう。
研修内容の理解を深められることはもちろん、自分自身が「質問力」や「課題解決能力」を身につける機会にもなります。
③アウトプットを行う
3つ目は、アウトプットを行うことです。
研修で得た知識やスキルは、アウトプットによって自分の中に定着します。
特に座学の研修では、読む・聞くの「インプット」だけでなく、話す・書くといった「アウトプット」を積極的に行うようにしましょう。
インプット:
「入力」という意味。「読む」「聞く」などで、新たな知識やスキルを「学習する」こと。
アウトプット:
「出力」という意味。インプットしたものを活用して、「話す」「書く」「行動する」こと。
転職活動では、研修制度もチェックしよう!
今回は、ホテル・ブライダル業界での転職活動を考えている方向けに、ホテルの従業員向け研修制度について紹介しました。
研修は、人材育成の一環として、企業が従業員の成長をバックアップするための制度です。転職活動の際は、どのような研修制度があるのか? をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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